物の値段は、同じ品質の物でも変わることがあります。
これは、コーヒー・ジュースで考えて貰えば判るでしょう。
ジュース類は、全く同じ味がしても飲む場所・サービスを受ける場所で格段に値段が変わってしまいます。
そして、以上の例えのように、リトグラフを購入する場合でもいえるんです。
全く同じ画でありながら、画廊やデパートの展示場で買えば10万円という値段ですが、インターネットでの販売価格は5万円だったりします。
しかし、インターネットで画を買うのはちょっと、という人が居るでしょう。
でも、画廊で買えば絶対に品質が良くて、価値が高い物であるという保証はないんです。
リトグラフの価値を見分けるのは、エディションナンバーです。
インターネットで販売されていようが、エディションナンバーがついてれば、画廊で買う画となんら品質に変わりがありません。
インターネットで販売する画が安く買えるのは、店舗・数の差でしかないんです。
画廊で画を販売する場合、店舗が問題となります。
店舗はキレイでなければならないし、維持費や人件費がかかるんです。
ところが、インターネットの場合、コストが一切かかりません。
その為、全く品質が同じであるにも拘らず、コストの分を差し引いた格安な値段で販売出来るので、買う側はリーズナブルな値段で手にすることが出来るんです。
これからの時代、画は画廊で買わなければ本物を手に入れられないなどということは、全くありません。