東京郊外に小さいけれど、自分の城を建てることが出来たのです。
サラリーマン生活を始めて、10年目の快挙と思っています。
ただ借金が一杯残ってしまい、今後の暮らしが大変なのかも知れません。
そして無理なことだったのですが、注文住宅で作りましたので、自分の希望もかなり入った家が出来たのでした。
そんな小さな我が家ですが、エントランスホールも小さく作りました。
二階までの吹き抜けになった、明るい家のイメージにピッタリのもでした。
そしてその壁に、全く何もないと言うのは寂しいと言うことで、リトグラフの絵画を飾ることにしたのです。
本物の絵を飾ることも考えたのですが、どこか印象的な絵を飾る方が素敵にも思えたのです。
そこで都心のアートギャラリーへ行き、探して来たのです。
それがシャガールのリトグラフでした。
彼が描いた幻想的な絵は、心引き付けられるものがあるのです。
学生時代、授業で教わっただけですが、強烈な印象だったことを覚えていたのでした。
ピカソとは、また違った意味のものと思うです。
素人の私には、ピカソの意を汲むのは出来ないのです。
ですがシャガールは、出来るかも知れないと思わせてくれるのでした。
そのリトグラフの購入でしたが、価格が丁度良いものだったのです。
思わずニ作品を買ってしまった私だったのです。
エントランスとリビングの二箇所に展示しているのです。
訪問してくれた人たちの目も留まり、会話も弾む仕掛けにもなっているのでした。